# この章でやる変換 HCIの原則は「使いやすさ」を評価する視点だった。ここでは、**何を使いやすくするのか** を決める | 段階 | 問い | 成果物 | | ---------------- | -------------------------- | ------------------------ | | **広いアイデア** | 何となく何を作りたいか | 発表練習を助ける仕組み | | **変えたい瞬間** | いつ、誰が、どこで詰まるか | 発表前日のひとり練習 | | **AS-IS** | 今はどう失敗しているか | 現状の短いシナリオ | | **洞察** | なぜ詰まるのか | 設計で扱える課題文 | | **HMW** | どう変えられそうか | プロトタイプで答える問い | | **画面要素** | 画面に何が必要か | メイン画面1枚の材料 | **雑なアイデアを、そのまま画面にしない。まず「変えたい瞬間」に変換する** ---
# ここまでのつながり ペルソナは単独で完成させるものではない。次のAS-ISシナリオに渡すために作る | 今あるもの | 次に使うための問い | | ------------ | -------------------------------- | | **ユーザー** | この人は、どんな状況にいるか | | **場面** | その場面は、いつ・どこで始まるか | | **つまずき** | 何をしようとして、どこで止まるか | | **望む変化** | どうなれば、もう一歩進めるか | **人物紹介で終わらせず、「動く場面」に進む** ---
# Step 6:HMWから画面要素を逆算する 次のプロトタイプ演習では、**HMWに答えるメイン画面1枚** を描く。その前にHMWから必要な情報を逆算する | HMWの要素 | プロトタイプで考えること | | ------------------------ | ------------------------------------------------ | | **発表前日のひとり練習** | 短時間で録音・再練習できるか | | **伝わりにくい部分** | AIの指摘はどの粒度で表示するか | | **見つけて直せる** | 指摘だけでなく、次に何をすればよいかを示すか | | **太郎が** | 初心者にも怖くない言い方・信頼できる根拠があるか | **シナリオがあると、画面の要素に「なぜそうするか」の理由を持たせられる** --- # AIプロダクトで追加で考えること AIは便利だが、不確実でもある。画面には「AIらしさ」だけでなく、安心して使える設計が必要 <div class="cols"> <div> ## AIに任せること - 発表音声を文字起こしする - 話の構成を読み取る - 伝わりにくい箇所を指摘する - 改善案をいくつか出す **AIの価値**:ひとりでは見えない弱点を、短時間で言語化する </div> <div> ## 人間に残すこと - 最終的に何を直すか決める - 自分の言葉で話す - AIの指摘が妥当か判断する - 本番での話し方を選ぶ **設計の注意**:AIの評価を絶対視させない。根拠・再試行・取り消しを用意する </div> </div> ---
# UIモック向けプロンプトの書き方 **基本テンプレート:** > A clean mobile app screen for [機能]. [スタイル指定]. [配色指定]. [追加要素]. White background, sans-serif typography. **実例:** > A clean mobile app home screen for a Japanese university student to find empty classrooms. Minimalist iOS style. Light theme with blue accent color. Includes a map preview at top, a list of rooms below, and a search bar. White background, sans-serif typography. **指定すると良い項目:** - 画面の種類 (home / settings / list / detail / onboarding) - スタイル (minimalist / Material Design / iOS style / neumorphic) - テーマ (light / dark) - 言語・要素 (Japanese UI, search bar, bottom navigation など) ---