大阪公立大学 2026年度前期 初年次ゼミナール (火曜3限・森之宮学舎710小教室)
| 内容 | a日程 | b日程 | 資料 | |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 初回オリエンテーション | 4/14 | 4/14 | 準備中 |
| 2 | 生成AIの仕組み・使い方 | 4/21 | 4/28 | スライド |
| 3 | HCI・プロトタイピング | 5/12 | 5/19 | スライド |
| 4 | 中間プレゼンテーション | 5/26 | 6/2 | スライド |
| 5 | 要件定義・AI駆動開発 | 6/9 | 6/16 | 準備中 |
| 6 | デバッグ・バージョン管理 | 6/23 | 6/30 | 準備中 |
| 7 | ユーザーテスト・プレゼン | 7/7 | 7/14 | 準備中 |
| 8 | 最終プレゼンテーション | 7/21 | 7/28 | 準備中 |
AIを活用したプロダクトの企画・設計・開発・改良プロセスを体系的に学ぶ授業です。前半では生成AI・プロダクトデザインの技術的基礎を学び、後半ではチームに分かれて実際に手を動かしながらプロダクト開発を経験します。
「AIプロダクトデザイン-a」「AIプロダクトデザイン-b」の2講座制です。-a, -bの違いは開講日のみで、授業内容は同じです。成績評価は中間プレゼンテーション (40%) と最終プレゼンテーション (60%) で行います。
大阪公立大学 研究推進機構/大学院情報学研究科 教授 (拡張知能研究グループ)。株式会社Affectify CEO。AI技術によって人の知性を拡張する研究に取り組んでいます。 → 詳細
授業の目的・全8回の流れを説明する。その後、大学公式アプリ「OMU+」をモデルケースに、「誰のどんな課題を解決しているか」「どんな機能があり、なぜその設計になっているか」をプロダクトデザインの視点で読み解く。
機械学習の基本的な仕組みと、大規模言語モデル (LLM) がテキストを生成する原理を解説する。ChatGPT・Gemini・Claudeなど複数のAIツールを実際に操作し、プロンプトの書き方によって出力がどう変わるかを体験する。画像生成AI・音声認識AIなどマルチモーダルAIにも触れ、プロダクトに組み込める技術の幅を知る。
ユーザビリティ、アフォーダンス、フィードバックなど、ヒューマンコンピュータインタラクション (HCI) の基本原則を事例とともに学ぶ。「誰のどんな課題を解くか」を明確にするためのユーザーシナリオの作成手法を実践する。手描きやAI画像生成により、UIプロトタイプ (ワイヤーフレーム〜モックアップ) を作成する。
個人でプレゼンテーションを行う。発表内容は、解決したい課題、プロダクトのコンセプト、UIプロトタイプなど。講師や他の受講生のフィードバックを受け、後半の開発方針を具体化する。また、チームビルディングを行う。
ユーザーシナリオを機能要件・非機能要件として整理する。Minimum Viable Product (MVP) の考え方を学び、限られた時間で何を作り何を削るかの優先順位をつける。後半ではAIコーディングエージェントを使い、自然言語の指示からコードを生成・編集する方法を体験する。まずは手を動かしてプロダクトの形を作ることに集中する。
前回のAI駆動開発で直面したエラーやバグを題材に、デバッグの進め方 (エラーメッセージの読み方、AIへの質問の仕方、原因の切り分け方) を実践的に学ぶ。続いて、チーム開発で起きる編集の競合を防ぐためにGit/GitHubの基本操作をハンズオンで習得する。どちらも必要性を実感したうえで学び、以降の開発を効率的に進められるようにする。
開発中のプロダクトを他チームのメンバーに実際に使ってもらうユーザーテストを実施する。操作中の振る舞いを観察・記録し、得られたフィードバックを分類して改善の優先順位を決める。最終プレゼンテーションに向けて、発表構成 (課題→解決策→デモ→振り返り) の組み立て方とスライドデザインのポイントを解説する。
チームごとに最終プレゼンテーションを行う。発表内容は、課題定義と解決策、動作するプロダクトのライブデモ、開発プロセスの振り返り (技術選定・チーム分担・AI活用の工夫)、ユーザーテストの結果と改善点など。講師と受講生全員による質疑応答や感想共有の時間をとる。
各自、毎回ノートPCを持参してください。AIツールの操作やプロダクト開発、プレゼン資料の作成に使います。性能やOSの指定はありませんが、Webブラウザが動くことを想定しています。
大丈夫です。この授業ではAIツールを活用してプロダクトを作るので、コードを自分で書く力は求めません。必要な操作は授業内で一つずつ扱います。「AIに手伝ってもらいながら作る」体験をするので、プログラミング未経験の人こそ得るものが大きい授業です。
予備知識は不要です。授業でAIの基礎を説明しますので、ChatGPTを使ったことがある程度で十分です。「AIで何ができるか知りたい」というモチベーションがあれば、それが一番の前提条件です。
2026年度から、初年次ゼミナールは「隔週対面+隔週自習」の形式になりました。対面授業のある週と自習週が交互にやってきます。自習週には、対面授業で学んだ内容をもとに、自宅や空き教室で課題に取り組んでもらいます。具体的には、前半はアイデアのリサーチやプロトタイプの作成、後半はチームでの開発作業やプレゼン準備などです。
いいえ、受講できるのは大阪公立大学の初年次ゼミナール履修者のみです。ただし、授業のスライドをこのWebサイトで順次公開していきます。学外の方や初年次ゼミナールを履修していない方も自習の教材としてお使いいただけます。
はい、基本的に自由です。「AIを活用したプロダクトをAIでつくる」という枠の中で、自分たちが解きたい課題を探してもらいます。生活をちょっと便利にするものでも、社会的なテーマでも構いません。
知的財産権は受講生に帰属します。コンテストへの応募など、自由に展開してもらって構いません。
授業で学んだことや自分自身のプロダクトについては、発信して問題ありません。ただし、他の受講生のプロダクトの内容の発信は禁止です。受講生のなかには、コンテストに応募したり、特許を出願したり、起業に活かしたりすることを考えている人がいるかもしれません。事前に内容が広まってしまうと、その人の大切な機会を損なうおそれがあります。